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PTSDによるフラッシュバックの対処法について解説

近年、PTSDという言葉をよく耳にします。

PTSDは衝撃的な体験をすると、誰にでも起こり得る可能性のある精神疾患のことです。

ただ、その明確な意味を定義または理解せずに使っているケースも多く見られます。

そこで今回は、PTSDの意味をわかりやすく解説します。

また、PTSDとフラッシュバックの関係についてや発症した時の主な症状と対処法、治療法についてもまとめました。

PTSDとは

PTSDは「心的外傷後ストレス障害」とも呼ばれます。

大規模災害や犯罪など突発的で衝撃の強い出来事を体験することによる、極端なストレスが原因です。

過去には外傷神経症、災害神経症などと呼ばれていましたが、米国の精神医学会が1980年からPTSDと呼ぶようになり定着しました。

日本で広く知られるようになったのは、阪神・淡路大震災や地下鉄サリン事件です。

またPTSDは衝撃的な出来事を直接体験した人だけではなく、その目撃者や近親者などにも発症するケースが見られます。

PTSDはどんな時に起きるか?

PTSDは命が脅かされる出来事や重篤な怪我、精神的な苦痛などを原因としますが、具体的には次のような事態に遭遇した場合に発症すると言われています。

  • 重大な交通事故
  • 甚大な自然災害
  • 自宅などで火事にあった場合
  • 性的暴行
  • 虐待
  • いじめ
  • 戦争

などです。

PTSDの原因は?

PTSDは衝撃的な出来事に遭遇したことによる、極度のストレスが原因であると言われています。

そのような体験をきっかけにストレスホルモンとして知られる副腎皮質ホルモン(コルチゾール)が過剰分泌されることが原因と考えられていますが、確定的な結論は得られていません。

副腎皮質ホルモンは多くの遺伝子発現を変化させ、脳内の多様な遺伝子の発現を変化させている可能性が指摘されています。

*遺伝子発現とは、遺伝子のもっている遺伝情報が、さまざまな生体機能をもつたんぱく質の合成を通じて具体的に現れることをいいます。

PTSDの症状について

PTSDの主な症状は次の三つに分けられます。

『再体験症状:フラッシュバック』『回避』『認知の歪み』です。

この三つについて詳しく解説します。

再体験症状(フラッシュバック)

再体験症状は過去において実際に体験した衝撃的な出来事が突然記憶として蘇り、それが再来しているかのようなイメージを持ってしまうことです。

この症状は何気ないごく普通に日常生活を送っているとき、突然襲ってきます。

したがってかなり厄介な症状と言えるもので、予測をして回避することがほぼ不可能です。

この症状をフラッシュバックと呼びます。

回避

PTSDには回避と呼ばれる症状があります。

実際にPTSDの原因となった衝撃的な出来事を思い出させる人物、物、状況を避けようとする心理です。

この症状は本来であれば避ける必要のない人物、物、状況に対してまで危険を感じてしまい、本能的にそれらを避けるようになってしまうので日常生活にも大きな影響をもたらします。

認知の歪み

もう一つが認知の歪みです。

衝撃的な出来事に遭遇したことをきっかけに、自分の周囲や将来に対する考え方がそれまでとがらりと変わってしまうことを認知の歪みと言います。

自身の能力に関してとても低く捉えるようになり「自分は無力だ」と思い込み、自分を信じられなくなるケースも少なくないようです。

また、周囲に対して極度な危険を感じて警戒心をあらわにし、将来に希望が持てなくなってしまう場合も多く見られます。

さらには寿命が短くなったと思い込み、全てに対して後ろ向きになりがちです。

PTSD症状の割合が女性に高い理由

日本国内でPTSDを発症する割合は、全体的な数字としては1.1%〜1.6%ほどです。

しかし、もっと細かく見るとPTSDの生涯発症率は男性が5%で女性が10%となっています。

女性の発症確率が高いことを示していますが、これには女性ホルモンが関係しているようです。

女性ホルモンは精神状態に大きな影響を与え、また女性ホルモンの量は刻々と変化しているため、気分障害が起こりやすい状況にあると言えます。

これが男性より女性の方がPTSDを発症しやすい理由とされているのです。

PTSDと合併する確率が高い精神疾患とは?

PTSDを発症した場合にそれと合併する確率が高い精神疾患があります。

その疾患名と合併発症する割合は下記のように考えられるようです。

  • アルコール依存症:52%
  • うつ病         : 48%
  • 薬物依存                : 35%
  • 恐怖症                    : 31%

PTSDとフラッシュバックの関係とは?

PTSDの原因となった出来事を想像させるような現象に触れると、つらい記憶が突然鮮明によみがえることが「フラッシュバック」です。

フラッシュバックが起こると記憶がよみがえるだけではなく、実際にその出来事を再び体験しているような錯覚に陥り、周囲の状況を正しく認識できなくなることがあります。

また、悪夢を繰り返し見たり、眠れなくなったり、何かに集中することが難しくなったりするのです。

さらには、何気ないちょっとしたことで驚いたり怒ったり、急に涙ぐんだり、落ち着きがなくなったりするなど感情のコントロールが難しくなるなど、フラッシュバックは日常生活に大きな影響を与えます。

PTSDによるフラッシュバックの効果的な対処法

PTSDによるフラシュバックへの対処法はPTSDそのものの治療と変わりません。

心理療法が一般的な対処法及び治療法となっています。

専門医のサポートの元、大きなストレスにより負った心の傷に焦点を当て、その場面をあえてイメージしたり、避けていた記憶をわざと呼び起こしたりして恐怖を乗り越えるという治療法です。

これを『持続エクスボージャー療法』と呼んでいます。

「思い出しても危険がない」「怖いことはない」と思えるようになるまで訓練することによって、PTSDを克服するのです。

いじめによるPTSDフラッシュバックへの対処法

いじめによるPTSD への対応は、まず教育環境、地域、家庭などにおける子どもの安全確保が最優先されます。

対象である子どもの基本的な生活リズムはできるだけ変えず、遊ぶ時間などを確保することも重要です。

また、子どもの感情に対しては共感する態度で臨むことも大事になります。

PTSD症状の治療に加え、自己を肯定的に認識できるように支援していくことが大きなポイントです。

そして子どもが自らの意思で、他者と新しい関係を築けるように導くことを目標にしましょう。

予防と治療後の注意

衝撃的な出来事に遭遇し、強いストレスを受けた後は適度な運動や十分な睡眠、栄養バランスの良い食事などを心がけることが大切です。

まずは、心身ともに負担の軽い、比較的取り組みやすいことから日常生活を再開していくことが予防につながります。

また、ストレスを自分一人で抱え込まずに予兆を感じたら、すぐに専門医や地域の各種機関に相談し、専門的なケアや治療を受けることが大切です。

まとめ

PTSDは災害や戦争、性的虐待、いじめなど、命が脅かされるような衝撃の強い出来事に遭遇することで発症します。

PTSDで最も厄介なのはフラッシュバックです。

つらい記憶が鮮明によみがえり、何度も恐怖に襲われます。

放っておくとアルコール依存症やうつ病を併発しますが、専門医による心理療法で克服することが可能です。

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監修者

高橋 竜平

高橋 竜平

高齢介護、障害福祉合わせ約7年の経験があります。
経験を生かして記事監修を行っております。
【免許・資格】
認知症実践者研修終了
介護福祉士取得
相談支援従事者初任者研修終了(2日間)
サービス管理責任者基礎研修終了

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