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ADHDかもしれない?大人になってからADHDになることはあるのか?

最近、テレビやニュースなどで見ることも多いADHDですが、具体的にはどのような症状なのかをご存じでしょうか。 

自身の不注意で日常生活や業務でトラブルが続いた際に、「もしかしたら自分はADHDかもしれない」と考える方も多いことでしょう。 

そこで本記事では、ADHDの具体的な特徴や大人になってからADHDになるのかどうかについて紹介します。 
仕事や家事などに集中できないと感じている方は、ぜひ最後までご覧ください。 

ケイエスちゃん
ケイエスちゃん

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大人の人に多いADHDの症状とは?

ADHDとは「Attention-Deficit Hyperactivity Disorder(注意欠如・多動性障害)」の略で、発達障害のひとつに数えられている脳機能障害のことです。 

ADHDの主な症状には、ミスが多くなる「不注意」や集中力が続きにくくなる「多動性」、思ったことをすぐに行動に移してしまう「衝動性」などが挙げられます。 
これらの症状の原因は、生まれつきの脳の機能異常です。 
脳の一部が正常に機能していないことで、自身の言動が適切にコントロールできないという症状が出るため、家庭内での生活や職場での業務に支障がでることがあります。 

また、ADHD自体は健康状態が悪化する病気ではないため、周囲の人たちからは、ただの“うっかり屋”や“アクティブな人”だと思われることがあります。 
そのため、本人や周囲の人も症状に気付かないことが多く、心療内科でADHDだと診断されたことで、初めて自身の症状が障害によるものだったと気付くことも珍しくありません。 

しかし、ADHDの症状による不注意や衝動性は、人に失礼な発言をすることや常識から外れた行動を取ってしまうことがあります。 
その結果、人間関係がうまくいかなくなることもあるのです。 

人間関係がうまくいかなくて辛い場合は、メンタルのケアとADHDの可能性があることも含めて、まずは心療内科を受診することをおすすめします。 

ADHDの大人の人に多い行動や傾向

ここからは、ADHDを発症している大人にありがちな行動や傾向を紹介します。 

以下の症状に当てはまった方は、ADHDの可能性を疑ったほうがよいかもしれません。 

行動①仕事のミスが多い

ADHDの症状により、仕事のミスが多くなることや業務が円滑に進められなくなることがあります。 

ADHDの人に多い仕事のミスには、具体的には以下のようなものがあります。 

ADHD の人にありがちな仕事のミス 

  • 取引先との打ち合わせや連絡を忘れる
  • 遅刻や欠勤をすることが多い 
  • 物を紛失しやすい
  • 集中力が続かず席を外すことが多い
  • 計画がうまく立てられず期限が守れない
  • 精密さが求められる作業ができない

上記のミスや行動は、本人が自覚していないこともあるので、気付くことが難しい可能性があります。 
そのため、上司や同僚から注意される回数が増えたと感じた場合や、期限に間に合わず残業時間が多くなった場合は、ADHDの可能性を疑ったほうがよいかもしれません。 

行動②口数や不用意な発言が多い

ADHDの症状である多動性や衝動性の特徴には、口数が多いことや不用意な言動が目立つというものがあります。 
そのため、おしゃべりが多い人や、場の雰囲気に合わない発言をする人もADHDと診断されることもあるのです。 

ADHDの人は行動や言動が適切にコントロールできないため、静かにしなければいけない場面で何度も人に話しかけることや、人を傷付ける発言を繰り返すことがあります。 

しかし、口数や発言の内容についても、上記の「行動①」と同様に、本人が自覚していないため気付くことが難しい場合があります。 
そのため、自身の発言について注意されることが増えた場合や、交友関係が少なくなったと感じた場合は、心療内科に行って診察を受けてみてもよいでしょう。 

行動③感情が不安定になる

ADHDは行動面だけではなく、感情面が不安定になるという特徴もあります。 

気分の浮き沈みがあるだけではなく、急に不安な気持ちになって泣き出すことや、怒りの感情が抑えられず大声を出すこともあります。 
その際に、自傷行為に発展することや物や人に当たることもあるのです。 

また、上記の「行動②」で紹介したように、不用意な発言により、職場の人間関係や友人関係が悪化することで心を病んでうつ病や不眠症を発症することもあります。 

もし、感情のコントロールがうまくできないことが多い場合や、夜になかなか寝付けない場合などは、心療内科で相談することをおすすめします。 

行動④整理整頓や片付けができない

ADHDには、物事への集中が続かないことや作業が持続しにくくなるといった症状があります。 
集中力が続きにくいため、物を出したあとやゴミを掃除している最中に、ほかのことに気を取られて途中でやめてしまう傾向にあります。 
そのため、ADHDの人のなかには、自宅やオフィスのデスク周りなどの整理整頓や片付けができずに散らかっていることがあるのです。 

また、ADHDの人は物事を計画的に進めることや、優先順位を付けて作業を行うことが苦手な傾向もあります。 
整理整頓や片付けは「必要なものと不必要なものを分ける」「掃除の順番を決める」など、計画を立てることや優先順位を付けるため、作業が上手く進められないことがあります。 

部屋の中やオフィスのデスク周りが散らかっている場合や、掃除が上手くできない場合も、ADHDを疑ったほうがよいかもしれません。 

行動⑤不必要な買い物や衝動買いをすることが多い

結果を考えずに衝動的に行動に移してしまうことも、ADHDの症状のひとつです。 

ADHDの人は計画的を立てて物事を考えることが苦手なため、欲しいものがあった際に衝動買いをしてしまう傾向にあります。 
冷静に考えれば自分にとっては不要な商品であっても、欲しいと感じてしまえば、感情をコントトールできずに購入してしまうのです。 

その結果、上記の「行動④」のように家にゴミが溜まるだけではなく、衝動買いをしてしまうことで経済的に困窮するということもあります。 

家に物が溢れている場合や、衝動買いをなかなかやめられずに貯金ができずに困っている場合は、ADHDの可能性があるでしょう。

大人になってからADHDになるのか?

大人になってから自分がADHDということを知ったという人は多いため、「ADHDは大人になってから発症する可能性もある」と考えている方もいらっしゃることでしょう。 

しかし、ADHDは先天性の障害であるため、大人になってから発症することはありません。 

基本的にADHDは子どものころの行動や言動によって気付かれます。
しかし、症状が軽い場合は「せっかちな人」と周囲の人から思われるのみで、自分も周りも障害だとは思わずにそのまま過ごすということがあります。 
本人も周囲の人もADHDの症状に気付かないまま大人になり、仕事や人間関係が上手くできずに病院にいったところ、ADHDと診断されたというケースも珍しくありません。 

そのため、大人になってからADHDと診断された人は後天的に発症したものではなく、もともとADHDの症状があったといえます。 

ADHDかも?と思ったら心療内科を受診しよう

いかがでしたでしょうか。 

ADHDの主な症状には、ミスが多くなる「不注意」や集中力が続きにくくなる「多動性」、思ったことをすぐに行動に移してしまう「衝動性」などが挙げられます。 

会社でミスをすることが増えた場合や部屋の片づけができない場合は、ADHDの可能性があるため、一度心療内科を受診したほうがよいかもしれません。 

もし、仕事の集中力が続かない場合や職場の人間が合わない場合は、仕事を変えることも視野に入れることをおすすめします。 

ケイエスガードでは、ADHDの症状をお持ちの方を対象に就労移行支援を行っております。 
川崎で就労移行支援をお考えの方は、お気軽にお問い合わせください。 

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監修者

片桐 隆弘

片桐 隆弘

10年以上福祉に携わっています。
その経験を生かし、このサイトでは記事監修を務めています。
【免許・資格】
ホームヘルパー2級
社会福祉士
精神保健福祉士
サービス管理責任者基礎研修
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