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コミュニケーション障害とアスペルガー違いを解説

発達障害にはいくつか種類がありますが、中には似たような特徴を持つものもあり、それぞれがどのような特徴か、それぞれの間にどのような違いがあるのかと疑問に思うことも多いでしょう。

ここでは、コニュニケーション障害とアスペルガー障害(アスペルガー症候群、高機能自閉症)との違いについて解説していきます。

コミュニケーション障害とは?

まず、コミュニケーション障害の定義について整理します。

コミュニケーション障害とは、

「なんらかの原因により人とのコミュニケーションに困りごとや苦痛が生じる障害」を意味します。

ちなみに、俗語で、人との関わりが消極的な人のことを「コミュ障」と揶揄することもありますが、診断名としてのコミュニケーション障害は、全く別のものとなります。

コミュニケーション障害を細かく分けると5種類

コミュニケーション障害は、いくつかの障害を総括したものです。

細かく見ていくと、以下のような分類で、分けられます。

・言語障害

全体的な知的発達の遅れや、脳性まひや口唇口蓋裂、難聴などの身体疾患がないにも関わらず、言葉の力全般に困難がある障害です。

たとえば、語彙が少なかったり、文章を組み立てる力が弱く、わかりやすく説明したりすることが苦手です。

・語音障害

脳性まひや口唇口蓋裂、難聴などの原因がないにも関わらず、思った言葉を正しく発音できないために、本人の考えが周囲に伝わりにくくなってしまうという障害です。

・小児期発症流暢症(吃音)

いわゆる吃音、どもりなどと言われる症状で、言葉をすらすらと発声、発音することが難しいという症状があります。

うまく話せないことで、話すことに不安を感じやすくなり、他者との会話を避けがちになってしまうこともあります。

・社会的コミュニケーション障害

挨拶や情報の共有など、社会的に欠かせないコミュニケ―ションや、TPOを踏まえた合わせたコミュニケーションが難しいこと、また、話す順番を入れ替える、誤解された時に違う言葉で言い換えるなどの臨機応変な言い方や、冗談、皮肉などを理解するのが難しいことが特徴です。

知的に言葉の力が低いわけではないのに、こうした特徴がある場合、社会的コミュニケーション障害ではないかと指摘されることがあります。

・特定不能のコミュニケーション障害

コミュニケーションを難しくする症状があるものの、上で挙げたようなコミュニケーション症や、発達障害の診断基準を全て完全には満たさない場合には、「特定不能のコミュニケーション障害」と診断されることがあります。

アスペルガー症候群とは?

アスペルガー症候群は、定義としては、「コミュニケーションや興味について特異性が認められるものの、言語発達は良好な、先天的発達における障害」とされています。

簡単にいうと、対人コミュニケーションの難しさと、こだわり(限定的な反復行動)がある障害ということができます。

アスペルガー症候群の「あるある」とは

アルペルガー症候群の診断基準にあるような、「対人コミュニケーション」「限定的な反復行動」とは、具体的にどのようなものなのでしょうか。

ありがちな行動や特徴は、次のようなものがあります。

・人との距離感を適切に取ることが難しい

たとえば、関心を持った人に異常な近づき方をしてしまうことがあり、好きになった人にベタベタしてしまい、相手から「まだ打ち解けられていないのに迫られて怖い」と思われてしまうこともあります。

逆に、通常の会話のやりとりが苦手で、互いの気持ちをコミュニケーションを通じて共有することが少ないので、心が通い合った感じがせず、距離を感じてしまうこともあります。

・身振りや表情などの非言語的な表現が不自然

たとえば、表情が乏しく何を考えているのかわからなかったり、目が合いにくいことがあります。

・状況に合った行動が苦手

他人への興味が薄いので、協力するような遊び、活動が苦手なことがあります。

マイペースで天然と思われることもあります。

・ルーティンに対してのこだわりがある

何かをするときにこの順番でこう準備する、物の片付け方や直し方はこうする、というようなことが決まっており、それが崩れると違和感を感じてイライラしたりすることがあります。

また、急な予定変更などで、想定と違う展開になると機嫌が悪くなる人もいます。

・特定のものに没頭したり強い興味をもつ

子どもの頃なら虫博士、恐竜博士など、興味のあることは全て暗記しているようなパターンもあります。大人になってからも、「これに関しては誰よりも知っている」というものをもつ人は多いです。

一方で、あまりにも没頭してしまい、依存的になってしまうと、歯止めが効かなくなってしまうこともあるので注意が必要です。

・感覚が過敏だったり鈍感だったりする

感覚が過敏な場合、まぶしい、うるさい、ちくちくするなど、日常の意外なところで不快を感じていることがあります。

一方で感覚が鈍感なパターンもあり、派手に転んでも痛そうなそぶりを見せずケロッとしている、びしょびしょに服が濡れていても不快に感じず身だしなみに無頓着になってしまうというタイプもいます。

大きな特徴として、「知的発達の遅れがないにもかかわらず、コミュニケーションなど社会的な困難がある」ということが挙げられます。

現在の診断で「アスペルガー症候群」はない

アスペルガー症候群は、これまで使われていた旧版の診断基準で用いられていた診断名です。

現在では、新しく診断ガイドラインとしてDSM-5、およびのちのICD-11が使われていますが、そこからはアスペルガー症候群の名前は削除されています。

それでは、今はこだわりやコミュニケーションの障害があっても診断はつかないのか?というとそうではありません。

知的な機能(IQなど)の高低を考慮せず、1つの自閉症という枠組みで捉えるようになっています。DSM-5、ICD-11とも、旧アスペルガー症候群は「自閉症スペクトラム障害」の中に位置づけられるようになっています。

コミュニケーション障害とアスペルガー症候群(高機能自閉症)の違いは?

ここからは、コミュニケーション障害とアスペルガー症候群の違いについて解説していきます。

読み書きや発音の困難があるかどうか

まず一つ目の違いとして、読み書きや発音の困難があるかどうかという点です。

コミュニケーション障害の場合、構音障害や小児期発症流暢症など、言葉や声が出しにくいことも特徴の1つになります。アスペルガー症候群の場合、こうした発話、発音の困難さは診断基準に含まれません。

こだわりが見られるかどうか

コミュニケーション障害は、言葉の発音や表現の仕方、相手の意図の読み取りなど、コミュニケーションに関わることが診断の基準となっており、アスペルガー症候群のような、こだわり(限定的な反復行動)は診断基準となっていません。

幼児期以降の言葉の発達

二つ目の違いとして、幼児期以降の言葉の発達です。

コミュニケーション障害もアスペルガー症候群も、幼少期に言葉の発達に遅れを感じたり、特性の兆候を感じたりしますが、その後コミュニケーション障害は話しにくさ、語彙などに難しさを抱える一方で、アスペルガー症候群は言葉の力や発音、発話自体は幼児期以降発達していきます。

ただし、うまく話せるにもかかわらず、それが場にそぐわないことが生きづらさになるという点においては、コミュニケーション障害の中の「社会的コミュニケーション障害」と類似しているでしょう。

まとめ

ここまで、コミュニケーション障害とアスペルガー障害について、それぞれの特徴や違いについて解説してきました。

発達障害の診断や枠組みも、時代と共に見直され、更新されていくものですが、定義や診断名が変わっても、私たちにできることは変わらず、一人一人の生きづらさを理解しようと努めながら、人として尊重し協力的に関わる姿勢を持ち続けることと言えるでしょう。

発達障害のお子さんや発達障害をお持ちの方に「どのようなサポートをしていくといいか助言が欲しい」「専門家の支援を受けながら生きづらさを改善していきたい」とお考えの方は、よろしければぜひ一度ケイエスガードにご相談ください。

以上、ここまでの内容がご参考になれば幸いです。

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監修者

高橋 竜平

高橋 竜平

高齢介護、障害福祉合わせ約7年の経験があります。
経験を生かして記事監修を行っております。
【免許・資格】
認知症実践者研修終了
介護福祉士取得
相談支援従事者初任者研修終了(2日間)
サービス管理責任者基礎研修終了

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